ピアノサロン自由が丘のブログ
バークリー音楽大学 留学体験記 その②
アメリカへの留学経験があるので、その時の「留学体験記」を連載していきます。
留学するにはなにから始めたらいいか、については前回の「バークリー音楽大学 留学体験記その①」をご覧ください。
今回は「出願やオーディションについて」
バークリー音楽大学の出願やオーディション
例)Beklee College of Music
https://www.berklee.edu/admissions/admissions-requirements-japanese
私の場合、たまたまボストンに住んでいたときに出願したので、出願前に何度か学校を訪問することができ、自力で全て準備して出願しましたが、
日本から出願する場合、不安も多いと思うので、留学斡旋業者の方に頼んでいる人もいました。
バークリー音楽大学の場合、オンライン出願した後、英語インタビューとオーディションがあります。
私はボストンで受けましたが、日本でも東京と浜松で受けることができます。
英語のインタビューは10分くらいで、あっという間に終わります。
実は私が受けた時、パソコンの調子が悪いとか言って、面接官がどこかにしばらく消えてしまい、10分も話してないんですよね。
確か「今何やってますか?」 「語学学校に行ってます」くらいの会話だったような(笑)でも、人によったらガッツリ質問されたって話も聞くので、面接で何聞かれてもいいように用意は必要です。
私の場合、オーディションの方はピアノで受けていたので、自分で選んだ曲を弾き、旋律やコード、リズムなどのイヤトレをし、面接官と一緒に即興で何か弾いた記憶があります。
なにぶんだいぶ前のことなので、記憶が薄れていますが…
この時のオーディションにより、成績優秀者には奨学金が出ます。
年々留学の費用は上がり、今や奨学金をもらわないと留学できないと聞きました。
入学してすぐに英語やピアノ、ジャズハーモニー、イヤトレ、専攻楽器のクラスわけ試験があります。
この試験で良い点数をとると、初歩のクラスを色々パスでき、アンサンブルも上のクラスに行けます。
アンサンブルは8段階のレベルがありました。
初歩のクラスは日本でも勉強できるし、あまり面白いものでないので、できるだけパスした方がいいと思います。
その分現地でしか取れない貴重な他のクラスを取ったほうがいいので。
アメリカの大学は入学時は割と入りやすいのですが、問題はMajorと呼ばれる学科に進む時にまた試験があって、ここが厳しい時があります。
なゼかというとラボなどでワークステーションを使うので人数制限があるから。
学科によると倍率が高いので成績が良くないと受からないし、英語力も高く求められたりします。
それとバークリー音楽大学の場合、以前DiplomaとDegreeがあり、Diplomaはほぼ音楽を集中的に学ぶ課程でしたので、語学力はさほど高くなくても良かったけども、Degreeは学位取得の課程なので、一般科目も受講しないといけないので英語力は高く必要でした。
現在Diplomaは廃止されたみたいなので、Degreeか1年課程とか夏だけの短い課程があるみたいです。
詳しくはバークリーのサイトをご覧ください。
Degreeを選ばれる方は英語をかなり頑張ってください!
英語はできたらコミュニケーションもうまく取れますし、普段の生活でも必要なので、できたらできただけ有意義に楽しく過ごせます。
それと卒業の後にアメリカでの就職を考えている方は、わりとDegree持っていることが要求されますので、アメリカで就職したい方は学位をとるように心がけて下さい。
ピアノサロン自由が丘では、音楽高校・音楽大学受験の対策もレッスンしています。海外留学の経験もありますので、「外国の音楽大学に進学したい」といったご相談もお気軽にどうぞ!
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