ピアノサロン自由が丘のブログ
今日は、ピアノを始めたいけれど、始めるには楽器が必要で、
「何を買ったらいいのかな?」
とお悩みの方に、最近のピアノの種類と長所と短所をご紹介しましょう。
様々なピアノについて
まず、ピアノは大きく分けて2種類あります。
①アコースティックピアノ
いわゆる生のアコースティックピアノです(グランドとアプライトがあります。)
将来ピアニストになりたい方や音楽大学に行きたいという方には、
小さいうちから本物のピアノを弾いた時の鍵盤の重みに触れるなどといった理由で必需品だと思われます。
ピアノ本体から音が出るので、大きな音が出てしまいマンションなどでは防音室を利用するのが望ましいです。
また、重量もあるので建物によっては床下の補強が必要です。年に二度ほどの調律が必要で、湿気の多い時期は弦が錆びたりするので湿度管理が必要です。
②電子ピアノ
ピアノに内蔵されているスピーカーから音が出ます。ヘッドフォンを使うことができる場合がほとんどで、ツマミを回すことで自由に音量のコントロールができるので、音漏れに関するストレスがなく、マンションなどではオススメです。
軽量でコストもアコースティックピアノに比べて安価ですので、気軽にピアノを始めたい方には向いています。
しかしながら、実際あった話なのですが、あるお子様のご自宅での出張レッスンの時に「強くフォルテで弾いてください!」と申し上げたところ、
「うん、わかった!」と言って、ボリュームのつまみを大きくして、
「はい、先生!大きくなったよ!」と言われて凍りついたことがあります(汗)
他のピアノの先生も同じご経験をされている方がいらっしゃいました。
お子様が練習用で電子ピアノを使う場合は、ボリュームが動かせないようにしていただくか、常にどなたかがチェックしていただく必要があります。
③その他のピアノ
最近では上記の2種類以外にも、両方の良いところを組み合わせたようなピアノも出ています。
ヤマハ製の呼び方によるとトランスアコースティックピアノ、ハイブリッドピアノ(アバングランド)、サイレントピアノなど。
これらのピアノは本来あるアコースティックピアノの鍵盤のタッチを残しており、ボリュームのコントロールもできるので、ヘッドフォンをさせば音漏れの心配がありません。更にピアノ以外の音色にも変えることができ、MIDI接続端子も付いているのでパソコンを使った音楽制作、いわゆるDTMにも使うことができます。
ピアノは各ご家庭の住宅事情や、使用目的などによって選ぶべき製品が違ってきますし、
弾いた時の鍵盤のタッチ、音色のカラーなどにより個人個人が感じるものが違ってきますので、
実際にお店に出向かれて試奏されることをお勧め致します。
ピアノサロン自由が丘は、自由が丘駅徒歩7分のピアノ教室。グランドピアノを使った充実の環境で、お子様から大人まで楽しいレッスンを心がけ、クラシック・ポップス・ジャズなど幅広く対応。マンツーマンレッスンなので、一人一人に合わせた内容と柔軟なスケジューリングで、安心してピアノを学ぶことができます。留学経験もある講師なので、英語でのレッスンも可能。九品仏駅、奥沢駅からのアクセスも良好!