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バークリー音楽大学 留学体験記 〜異文化コミュニケーション編 その①〜


前回の
 
「バークリー音楽大学 留学体験記〜出願・オーディション編〜その①」
「バークリー音楽大学 留学体験記〜出願・オーディション編〜その②」
では、出願方法やオーディションについて書きましたが、今回は異文化コミュニケーションのお話です。一見音楽とは離れた内容に見えて、実は留学やお仕事する上でとても重要なことです。
 

 

日本の常識が通用しない!? 

アメリカには世界中色んな国からの留学生や人々が暮らしています。
その為に、語学学校に行っても大学に留学しても、「コミュニケーションをうまく取るにはどうすればいいのか?」ということを指導されます。
日本で大事とされていることが、世界では常識的でなく通用しないということが多々あります。
 
例えば、日本で誰かと待ち合わせすると皆さん何時に行きますか?
おそらく10分前とか、時間ちょうどとか、お約束は守ると思います。
もし遅れるならば一言連絡を入れる。
これ日本のマナーだと思います。
 
ところが、他の国になると、時計が壊れていても平気で見ない国があったり、
授業が始まっても1時間遅れるのは当たり前、みたいな国もあります。
アメリカでは電車が定刻通りこないことがあり、バスも待っているのに通り過ぎたり、「1週間前に約束していても、当日電話すると忘れられていた!」と言うことが多々ありました。
きっちりしている方ももちろんいますが、当日確認する文化なので、彼らにとっても問題ないことです。
 
これらは一見日本人からすると、マナー違反みたいに思われますが、他の国ではこれが当たり前で普通のことです。
要するに、こう行ったことを最初から知っていれば、イライラせず腹が立たないでしょ?ということです。
 
アメリカの大学の事務だとお昼のランチタイム、午後5時以降はもう事務所に誰もいなく、
もしランチタイムに行くと「あなた私のランチタイムに何の用?」と怒られますし、
午後4時45分頃行くともう荷物まとめ出してる姿を見ます。
日本だと自分の時間を犠牲にして対応してくださると思いますが、
自分の時間は最優先!という姿、ある意味気持ちいいです。
お店に行ってもお客様は神様の姿勢がないので、
店員さん同士が話しているのをお客さんの私が待っていることも度々あったりしましたが、
良い点は話しかけるとすごくフレンドリーに対応してくれるところ。
何も話しかけない方が、ブスッとされることあります(笑)
 
次回「バークリー音楽大学 留学体験記〜異文化コミュニケーション編〜その②」に続く。。。
 


 
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